近代日本の乳食文化
その経緯と定着

近代日本の乳食文化
近代日本の乳食文化

近代以降の日本の食文化形成における乳の役割と今後の可能性を論じる
本邦唯一の日本乳食文化論考集

明治維新以降、日本で展開・発展してきた乳文化を様々な視点から概述。
日本における乳・乳製品の生産や利用の状況を説明するだけでなく、日本での乳・乳製品の受容・定着、さらに今後の展開について、それぞれの立場から問うことで、乳文化の日本的な特徴を浮き彫りにした。
著者江原絢子、平田昌弘、和仁皓明=編著/一般社団法人Jミルク=企画編集
ISBN978-4-8058-5999-5
C3047
判型A5
体裁上製
頁数450頁
発行日2019/12/15
開催地 セミナー講師 会場名 状況 セットコード タイトル名称
開催地
セミナー講師
会場名
販売価格 4,620円 (税込)
数量


目  次

・日本の食生活における乳の受容と定着に関する一考察
 ―他の食品との比較を通して―

・明治150年 日本酪農乳業近代化への歩み

・日本におけるミルク科学の歩み

 ―明治から戦後15年までの研究と技術―

・乳食文化導入に尽力した近代人たち
 ―画期としての明治・大正期―

・近代日本の食文化における乳の受容と菓子

・明治期の牛乳搾取業の形成と地域的広がり

・アフロ・ユーラシア大陸における日本乳文化の位置

・米食文化圏インドシナ半島からみる日本の乳食文化

・明治から戦後「家庭」創設までの初等・中等教育において、
 「乳」はどのように扱われてきたか

・学校給食における牛乳利用の現状と課題

 ―学校現場の視点から―

・チーズは日本人の心の伴侶たりうるか

・食文化研究の方法について

 ―近現代の日本人における乳食の受容を視座に―