私たちは認知症にどう向き合えばよいのか
介護に大切な3つのスキルとは?
誰もが生きやすい社会とは?
“不安”を“生きる力”に変えてくれる長谷川和夫先生の言葉たち
「大事なのは今を生きること。今日ある今を生きることです」
「認知症になっても、人としてのプライドを失うわけではありません」
「認知症ケアに必要な3つのスキルは、寄り添うこと、聴くこと、右脳に働きかけることです」……。
認知症医療の第一人者にして、3年前に自らも認知症であることを明かした長谷川和夫先生が贈る“大認知症時代”を生きる日本人へのメッセージ。穏やかに綴られる言葉の一つひとつが、“認知症が不安なあなた”“認知症になったあなた”“認知症の人を支えるあなた”の心を解きほぐし、前向きに生きる力を与えてくれます。
【著者プロフィール】
認知症介護研究・研修東京センター名誉センター長。聖マリアンナ医科大学名誉教授。1929年愛知県生まれ。東京慈恵会医科大学卒業。1974年「長谷川式簡易知能評価スケール」を開発。1991年に改訂。医療だけでなく、パーソン・センタード・ケアの普及、啓発、教育に尽力。「痴呆」から「認知症」への名称変更の立役者。2017年に自らが認知症であることを公表。
認知症当事者とともにつくるウェブメディア「なかまぁる」でも ご紹介頂きました。
なかまぁる
認知症とともに生きる人たちが、仲間と一緒に自分らしい暮らしを続けていくための情報サイト。
私が認知症になっても、あなたが認知症になっても、だいじょうぶ。