新 日本語-手話辞典
新 日本語手話辞典の特徴
1 役立つ用例
用例文は日本語の見出しの意味・用法を簡潔に表したものを掲載。
手話は日本語より個別的・具体的に表現されるので、日本語のどんな連語が手話ではどう表現されるのかを分かるようにしている。
たとえば名詞「雨」の見出しに「雨が降る」「雨が止む」「雨がポツポツ降ってきた」「大雨」などの例文を掲載。
2 最多の見出し語数
見出し語は日常的で手話としての特色を出せる語彙を厳選。
見出し語の総数約1万語、頁数約1800頁という世界最大の手話辞典。
3 表現豊かなイラスト
同じ手話でも表情によって意味が変わるため、表現する時のいきいきした表情をできる限りイラストで再現。
特に感情に関わる例文には表情に留意。また指先の繊細な動きが分かるようにつとめた。
4 イラスト名を採用
手話単語にはそれぞれ〈 〉を付しイラスト名をつけた。
日本語と意味・用法の異なる手話単語を表現するには文字や記号でできないことはないが、実用的ではない。
そこで〈 〉を付したイラスト名で手話単語を呼称し、それで手話の形・動きを想起できるようにした。
5 手話表現の仕方
日本語の用例の語句・文に対応する手話単語、手話の語順及び手話表現の仕方を用例の下の矢印の個所で表した。
これによって複雑な手話表現も簡潔に表記できた。
6 理解を助ける表現解説
表現解説欄では用例における見出し語の意味、用法を説明し、次にそれに対応する手話表現と意味や語源などを説明。
日本語と手話の関係を分かりやすくした。
7 手話の動きをサポート
イラストだけで理解しにくい部分は文章で補足した。
手の形、位置、動きなどを具体的に解説した。