急性期病院の終末期ケアと看取り
患者・家族の心をささえる

急性期病院の終末期ケアと看取り
急性期病院の終末期ケアと看取り
本書は、急性期病院の看護師が、死を避けられない患者やその家族に対して何ができるか、またどのような点への気付きが求められているかを、事例を通じて考えていくものである。
ホスピスではない急性期病院で、死に直面する患者・家族を支える看護師すべてに必携の書。
著者東京女子医科大学病院看護部=編著
ISBN978-4-8058-3603-3
C3047
判型B5
体裁並製
頁数152頁
発行日2012/1/10
開催地 セミナー講師 会場名 状況 セットコード タイトル名称
開催地
セミナー講師
会場名
販売価格 2,420円 (税込)
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急性期病院の終末期ケアと看取り
患者・家族の心をささえる
CONTENTS
I 急性期病院での看取りと看護の役割
1.急性期病院での終末期医療の実際
急性期病院の実際/患者家族が急性期病院に求めること/終末期ケアの提供に伴う諸問題とその対応策
2.終末期ケアの実践
終末期に向けての継続ケア/看護師が主体となる終末期医療/他職種へのコーディネート/看護チームでケアを補完し合う/療養場所の選択のためのケア
3.死亡前後のケアと家族ケア
患者の死を目前にした時の心構え/亡くなる瞬間からお見送りまでのケア
4.終末期ケアに取り組む看護師への支援
終末期ケアに関する教育的支援/看護師の精神的な支援
II 死が避けられない患者への看護の実際
1.生きることを支えるケア
患者・家族が望む過ごし方への理解/意思決定への支援/症状緩和への取り組み
2.一般病床の環境づくり
静かな環境の提供/家族と過ごす時間をつくる
3.在宅療養への移行の支援と地域連携
療養場所選択のための相談/転院に関する情報提供/在宅療養の準備/病院と地域医療者との連携
III 状況に応じた看取りの看護とその実践
1.救急医療現場での看取り
初療室での看取り/DNAR,尊議死を望む患者・家族の看取り/家族への視線/家族の心のケア
2.急性・重症患者看護領域における看取り
集中治療室での看取り/急性・重症患者看護領域における看取りのケアの根拠/看護師が前に向かって歩んでゆくために
3.進行がん患者の看取り
進行がん患者の治療の特徴/進行がん患者・家族の戸惑いとケア/進行がん患者のケアの特徴/遺族へのケア/看護師の心のケア
4.子どもの看取りとケア
子どもの終末期ケアの特徴/子どもに対するケア/家族へのケア
5.外来での療養を支えるケア
外来でのケアの実際/外来看護師に求められるもの
6.HIV感染症患者・AIDS患者のケア
HIV診療チーム内での看護師の役割/終末期を迎える患者・家族のケア
7.終末期ケアにおけるリエゾンナースの役割
看護師・看護チームヘの支援を通した患者ケア/多職種で連携・協働した患者・家族ケア

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