患者中心の意思決定支援
納得して決めるためのケア

患者中心の意思決定支援
患者中心の意思決定支援

情報に振り回される患者とともに

治療等の選択肢や様々な医療情報を前に困惑する患者・家族。
彼らがよりよい意思決定をするには支援が不可欠である。
そこで本書はシェアードディシジョンメイキングの考え方から
具体的な支援の在り方,社会資源の活用法等を取り上げる,
医療関係者必携の一冊。
治療等の選択肢を前に戸惑う患者が増えている。そうした患者・家族がよりよい意思決定ができるようケアするのも医療者の役割である。
本書は、そのための考え方から具体的な方法、役に立つ社会資源などを掲載。理論から実践まで、最新の成果を紹介する実用的な一冊である。
著者中山和弘、岩本貴=編集
ISBN978-4-8058-3604-0
C3047
判型A5
体裁並製
頁数202頁
発行日2012/1/10
開催地 セミナー講師 会場名 状況 セットコード タイトル名称
開催地
セミナー講師
会場名
販売価格 2,860円 (税込)
数量

患者中心の意思決定支援
納得して決めるためのケア
目  次
第1章 医療における意思決定支援とは何か
意思決定とは何か
意思決定における支援の必要性
よりよい意思決定とは
健康を決める力
第2章 医療コーディネーターによる意思決定支援
意思決定支援の流れ
患者が意思決定に悩むこと
何が個人の意思決定を困難にしているのか
第3章 高齢者医療における代理意思決定とその支援
代理意思決定
高齢者医療における代理意思決定
第4章 小児医療における代理意思決定とその支援
小児医療における意思決定の特徴
意思決定における親の権利と子どもの権利
子どもの最善の利益に正解はあるのか
子どもの最善の利益を中心とした話し合い
第5章 リプロダクティブヘルスにおける意思決定支援
リプロダクティブヘルスと意思決定
リプロダクティブヘルスに関する意思決定の特徴
どのように難しい意思決定を支えるか
第6章 リハビリテーションにおける意思決定支援ソフトの活用
リハビリテーションにおける意思決定の特徴
作業選択意思決定支援ソフト(ADOC)
ADOCを用いた事例
第7章 意思決定のための資源とその活用
資源利用のための心構え
インターネットでの検索
公共図書館/医学図書館などの利用
患者図書室の利用
主治医や看護師への相談
セカンドオピニオンの利用
医療コーディネーターヘの相談
患者会やサボートグループヘの相談