きょうだい
障害のある家族との道のり

きょうだい
きょうだい
きょうだいによるきょうだいの本

「きょうだい」とは障害のある兄弟姉妹のいる人のことをいいます
両親は、障害のある子にかかりきりになるので、きょうだいは一人で過ごさなくてはいけないことが多く、また「障害」について説明してもらえる機会も少ないために、いろいろな不安を持ったまま過ごします。そして、大きくなってからも特有の想いを抱えて過ごしています。

「どうしていつも弟だけ?」「僕にも発作は起こるの?」…。
きょうだいだから考えること、気になることを63のエピソードで紹介。
特有の想いを客観的に解説し、きょうだいからヒントを提案する。自分だけではないと共感し、前向きになれる一冊。
親・先生向けコラムも掲載。

日本図書館協会選定図書

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著者白鳥めぐみ、諏方智広、本間尚史=著
ISBN978-4-8058-3374-2
C3036
判型A5
体裁並製
頁数290頁
発行日2010/10/1
開催地 セミナー講師 会場名 状況 セットコード タイトル名称
開催地
セミナー講師
会場名
販売価格 1,980円 (税込)
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 も く じ
はじめに
この本の使い方
1 学校に入るまで
   どうしていつも一人で待たされるの?
   どうしてお兄ちゃんだけ病院に行くの?
   どうしてお母さんはいつも泣いているの?
   どうして一緒に遊べないの?  ほか

2 小学生から中学生
   お母さんとゆっくり話す時間がほしい
   いつも私ががまんするしかないの?
   「お姉ちゃんはえらい」って言わないで
   やっぱり友達には話せない  ほか

3 高校生から大学生
   弟と過ごす時間が少なくなった
   福祉にはかかわりたくない
   落ち込んでいる親を見ていてつらい
   どうして親は変わらないのだろう  ほか

4 大人になってから
   本当の理由はなかなか言えない
   どうして私は人に頼れないの?
   僕がいなくても家族はなんとかなる
   親亡き後を考えはじめる  ほか
コラム
 ・お父さんお母さんへ 「きょうだいだけの特別をください」
 ・誰かが教えてください 「障害っていったいなに?」
 ・お父さんお母さんへ 「いい子であることを求めないでください」
 ・学校の先生へ 「学校で配慮してほしいこと」
 ・一般の人へ 「じろじろ見ないでください」…
 ・兄弟姉妹を亡くしたきょうだいへ 「弟が亡くなったとき」

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