ケア会議の技術2
事例理解の深め方

ケア会議の技術2
ケア会議の技術2
保健医療福祉現場では、多職種協働を進めるケア会議が重要性を増している。
本書は、会議において事例を深く理解し、実行可能な支援策を導き出すための知識と技術を整理。
司会技術や会議の展開について詳細に解説した実践例も収載し、「思考の進め方」を学ぶことができる。
著者上原久=著
ISBN978-4-8058-3676-7
C3036
判型A5
体裁並製
頁数280頁
発行日2012/6/20
開催地 セミナー講師 会場名 状況 セットコード タイトル名称
開催地
セミナー講師
会場名
販売価格 2,750円 (税込)
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ケア会議の技術2
もくじ

第1章ケア会議概論
ケアマネジメントとケア会議
 ケアマネジメントとは
 ケアマネジメントの対象
 ケアマネジメントの機能と焦点
 ケアマネジメントプロセスとケア会議

ケア会議の基本的な知識
 ケア会議とは
 ケア会議の参加者に求められること
 ケア会議の目的
 ケア会議を行うメリット
 ケア会議を開くとき・開かないとき
 アセスメント会議とモニタリング会議
 ケア会議における「暗黙の了解」
 ケア会議が目指すもの

第2章ケア会議の進め方
アセスメント会議
 ケア会議の開催に必要な事例情報
 ケア会議の手順と役割
 事例の概要把握
 事例の全体像把握
 アセスメント
 支援目標の設定
 支援計画の策定

モニタリング会議
 モニタリング会議の意義と機能
 モニタリング会議の手順と内容
 事例概要の把握・目標の確認
 支援経過確認
 支援効果評価
 支援目標の修正
 支援計画の策定

ケア会議実践の心得
 全体的なこと
 各プロセスにおける心得
 役割別の心得
 実践の留意点
第3章事例理解に必要な知識
ライフサイクルと発達課題
 人生の周期と課題
 乳児期~児童期
 青年期
 成人期
 中年期・壮年期
 老年期
 発達課題と発達曲線

システム論
 システム論の考え方
 システムレベルの評価
 ニーズの明確化とアプローチの方向性
 「発信する力」と「支える力」の接点と手立て

ライフコースと対象喪失
 ライフイベントとライフコース
 ライフコースにおける重要なライフイベント
 「時代」と「文化」
 ライフイベントとストレス
 対象喪失(object loss)
 悲嘆のプロセス

認知行動理論
 ストレスモデル
 原因帰属の型
 自己効力感
 「反応パターン」と「反応スタイル」
 認知行動理論を用いたクライアント理解

第4章ケア会議の思考法 事例理解を深める技術
情報の分類と種類
 情報の分類
 情報の種類
 情報の集め方・作り方

事例理解の深め方
 思考のはたらき
 思考の方向
 思考のポイント
 思考の統合

第5章ケア会議における思考の展開 実践編
・認知症の母親と知的障害をもつ息子の二人暮らし世帯への支援を考える
・50代の慢性関節リウマチの利用者の在宅生活を支える
・統合失調症を患う妻と要支援の夫の二人暮らし世帯への支援を考える